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【男性向け】これって性病?性風俗店で遊んだ後の気になる症状
”性風俗店で遊んで数日経ったら、気になる症状が出てきた。”
心当たりがあると、何気ない症状でも「性病かも?」と心配になりますよね。
今回は、症状別に性病の可能性を解説いたします。
2.症状別の性病可能性
3.性行為から3日以内に始められる、性病予防薬
(1)梅毒・クラミジア・淋病を予防したい・・・ドキシPEP
(2)HIV /エイズを予防したい・・・・・・PEP
1.症状を調べる前に
注意しなければいけないのは、症状のみで自己判断することは危険であり、「しっかり検査を受ける必要がある」ということです。
例えば、「クラミジア」は非常に感染者が多い性病ですが、「のど」に感染した場合には、無症状または、継続する喉のイガイガ感(が咳や発熱)などの風邪によく似た症状が出ることがあるため、耳鼻科などでは風邪と誤って診断されることもあります。
このように医師でさえ、症状だけで性病を判断することは困難であるため、性病に感染する心当たりがある場合には、「とにかく一度検査を受けてみる」ことが非常に重要です。
とはいえ、症状が出ている場合は、性病の可能性があるのか気になりますね。
そこで、症状別に性病の可能性を解説いたします。
※風俗店では本番行為は禁止されていますが、風俗店利用以外の本番行為も参考までに記載しています。
2.症状別の性病可能性
症状には個人差があります。あくまで目安としてご覧ください。
イボが尿道口、ペニス、肛門周囲や肛門内などのまわりにできます。イボの色は白、褐色、黒色などさまざまで、形も乳頭状やニワトリのトサカ状やカリフラワーのような状態になることもあります。
・性交(セックス・アナルセックス)
・性交疑似行為(マンズリ、オーラルセックス等)
でき始めのコンジローマは、液体窒素で治療可能です。痛みが少ない、塗る麻酔を使用してから治療ができます。
コンジローマはHPVワクチンで予防可能です。
喉や性器(ペニス、睾丸等)、肛門周囲や肛門内に、中心部に痛みのない潰瘍(粘膜や皮膚の表面が炎症を起こしてくずれ、できた傷が深くえぐれたようになった状態)ができることがあります。
・性交(セックス・アナルセックス)、
・性交疑似行為(マンンズリ、オーラルセックス、フェラチオ、クンニ等)
・キス
・ディープキス
・皮膚に傷のある状態での愛撫等。
喉や性器(ペニス、睾丸等)、肛門周囲や肛門内に水疱ができ、痛みを伴う潰瘍(粘膜や皮膚の表面が炎症を起こしてくずれ、できた傷が深くえぐれたようになった状態)ができる場合があります。
・性交(セックス・アナルセックス)、
・性交疑似行為(マンンズリ、オーラルセックス、フェラチオ、クンニ等)、
・キス、ディープキス等。
梅毒の治療は、一回の注射で治療が可能です。
性交渉後に、梅毒・クラミジア・淋病を予防する内服薬があります。
比較的痛みの強い尿道痛、射精時の痛み、また尿道から黄白色のドロっとした膿が出る傾向があります。
・性交(セックス・アナルセックス)
・性交疑似行為(マンズリ、オーラルセックス、フェラチオ等)
尿道の違和感、かゆみ、軽度の排尿時の不快感、射精時の痛み、および透明~粘液膿性の分泌物がパンツに付着します。重度の排尿時痛、頻尿、多量の膿性分泌物を伴うことがあります。
・性交(セックス・アナルセックス)
・性交疑似行為(マンズリ、オーラルセックス、フェラチオ等)。
疑われる性病①
▶ヘルペス
ひりひり感、むずがゆさ、灼熱感、痛みなどを感じます。 赤いブツブツができ、水ぶくれになり、それが破れて潰瘍(皮膚の表面が炎症を起こし、できた傷が深くえぐれたようになった状態)になることがあります。
・性交(セックス・アナルセックス)
・性交疑似行為(マンンズリ、オーラルセックス、フェラチオ等)
ただれ、潰瘍などが生じやすく、その場合に痛みが生じます。陰茎やペニス(ちんちん)が痛い、痒い、赤い等の症状が出やすい傾向にあります。また黄色い膿が出たり、白いカスが溜まりやすい場合があります。
セックスなどの感染の心当たりがなくても、誰でも発症する可能性があります。また細菌等の付着により症状がでるきっかけとなることがあります。
尿道に違和感、痒みを伴うことがあります。また尿道から透明~やや濁った膿が出ることが多く、気付くとパンツが汚れていることがあります。
・性交(セックス・アナルセックス)
・性交疑似行為(マンンズリ、オーラルセックス、フェラチオ等)
尿道の違和感、かゆみ、軽度の排尿時の不快感、射精時の痛み、および透明~粘液膿性の分泌物がパンツに付着します。重度の排尿時痛、頻尿、多量の膿性分泌物を伴うことがあります。
・性交(セックス・アナルセックス)
・性交疑似行為(マンンズリ、オーラルセックス、フェラチオ等)。
尿道に、かゆみがあることがあります。また尿道から黄白色のドロっとした膿が出る傾向があります。
肛門に感染している場合は無症状であることが多いのですが、かゆみ、痛み、出血、分泌物、ときには腹痛が見られることがあります。
・性交(セックス・アナルセックス)
・性交疑似行為(マンンズリ、オーラルセックス、フェラチオ、クンニ等)
亀頭部分や包皮の皮膚が赤くなり、ニキビのような赤い斑点や、ただれが出ることがあります。また真菌(カンジダなど)により白苔がべっとりつき、かゆみや亀裂による痛みを生じることもあります。
セックスなどの感染の心当たりがなくても、誰でも発症する可能性がありますが、細菌等の付着により症状がでるきっかけとなることがあります。
手のひらや足の裏など全身に、赤い斑点(バラ疹)が広がることがあります。 発疹は治療をしなくてもしばらくすると消えることがありますが、梅毒が治ったわけではありません。
・性交(セックス・アナルセックス)
・性交疑似行為(マンンズリ、オーラルセックス、フェラチオ、クンニ等)、
・キス、ディープキス
・皮膚に傷のある状態での愛撫等。
痛みのない潰瘍(粘膜や皮膚の表面が炎症を起こしてくずれ、できた傷が深くえぐれたようになった状態)ができることがあります。
・性交(セックス・アナルセックス)
・性交疑似行為(マンンズリ、オーラルセックス、フェラチオ、クンニ等)
治療せず放置しておくと精巣上体炎(副睾丸/玉袋が腫れる)になることがあります。
・性交(セックス・アナルセックス)
・性交疑似行為(マンンズリ、オーラルセックス、フェラチオ、クンニ等)
そけい部(足のつけ根)にしこりを感じることがあります。また押すと痛みを感じることがあります。
・性交(セックス・アナルセックス)
・性交疑似行為(マンンズリ、オーラルセックス、フェラチオ、クンニ等)
水疱ができ、痛みを伴う潰瘍(粘膜や皮膚の表面が炎症を起こしてくずれ、できた傷が深くえぐれたようになった状態)ができる場合もあります。痛みは鈍い、あるいは鋭い灼熱感、または突き刺すような痛みで、程度は軽度の場合もありますが、飲食ができないほど激烈な場合もあります。
・クンニ
・キス、ディープキス
のどの痛みや腫れることがありますが、風邪と遜色ない症状であるため、風邪やコロナウイルス等と勘違いされることがあります。気づかない人が多く、気づかないままに症状が悪化したり他の人にうつしてしまったりという事があります。
・キス、ディープキス
・クンニ
・肛門を舐める(ケツナメ、リミング)
・肛門に触れた指等をなめる行為。
発熱、倦怠感、筋肉痛など、インフルエンザに似た症状が出ることがあります。その後、症状は一旦ひき、無症状の状態が続く場合がありますが、治ったわけではありません。
・性交(セックス・アナルセックス)
・性交疑似行為(マンンズリ、オーラルセックス、フェラチオ、クンニ等)
・キス、ディープキス
・皮膚に傷のある状態での愛撫等。
発熱や倦怠感、吐気、嘔吐、黄疸(身体や白目が黄色くなる)などの症状が出ます。
倦怠感や黄疸(身体や白目が黄色くなる)などの症状が出ます。
C型肝炎
倦怠感や黄疸(身体や白目が黄色くなる)などの症状が出ます。約3割程度の方は、自覚症状が出ない場合もあります。
・オーラルセックス、肛門を舐める(ケツナメ、リミング)
・肛門に触れた指等をなめる行為。
のどに感染した場合、まれに発熱することがあります。
・キス、ディープキス
・クンニ
・肛門を舐める(ケツナメ、リミング)
・肛門に触れた指等をなめる行為。
3.性行為から3日以内に始められる、性病予防薬
実は、いくつかの性感染症は、ヒヤリとした性行為から三日以内に予防薬を飲み始めることで、感染を回避することができます。
当院は受診した日に薬の受け取りが可能です。
また、オンライン診療での処方もしておりますので、遠方の方もご利用いただけます。
お気軽にご連絡ください。
(1)梅毒・クラミジア・淋病を予防したい・・・ドキシPEP
(2)HIV /エイズを予防したい・・・・・・PEP
さいごに
何かしら症状がある場合は、モヤモヤと不安が募りますね。
もし心当たりがある場合は、ぜひ当院の受診をおすすめしております。
といいますのも当院では、WEB問診を導入しておりますので、受付で症状をお申し出いただく必要がありません。また自費診療ですので、ご自宅に受診歴が届くこともありません。
このようにプライバシーにも配慮していますので、はじめて性病専門の病院を受診される方にも、利用しやすいと好評をいただいております。
ご不安な方はぜひお気軽にご相談ください。
メールで相談 ➡問合せフォームへ
電話で相談 ➡03-5817-4415
※オンライン診療では患部の視診が困難なため、亀頭包皮炎が疑われる場合は、来院による受診をお勧めしています。
国立国際医療研究センターのエイズ治療・研究開発センター(ACC)にて、HIV(エイズ)・性感染症の診療や研究活動に従事。HIVやPrEPをはじめ、性感染症・性病検査に関する科学的根拠に基づいた正しい知識と、患者様の心に寄り添った医療を提供します。