JR御徒町駅3分 JR上野駅8分

〒113-0034
東京都文京区湯島3-39-3上野不二ビル6F

tel:03-5817-441503-5817-4415

営業時間
午後 14:30~18:00 - 午後12:00~15:00 -
夜間 18:00~20:30 - 夜間16:30~20:00 -

※ 水・日・祝日は定休日です。 ◎印女性医師診察:8月から月曜に変更です。

※診察医師は変更になる場合があります。希望がある場合はお問合せ下さい。

ブログ

ブログ

HPVワクチン(ガーダシル9)接種のご案内

公開日|2022.03.03 更新日|2022.05.30

HPVワクチン(ガーダシル9)
接種のご案内

・当院のワクチン接種は、予約不要です。

・当院院長はHIV・HPV研究を専門に行っています。HPVやワクチンについて、疑問点があればお気軽にお尋ねください。

 

 

1.HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンとは?

HPVは、主に性交渉によって感染するウィルスで、性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。

「子宮頸がん」の原因となるウイルスであることはよく知られていますが、その他の癌(がん)やイボ(尖圭コンジローマ)の原因もなります。

 

◆HPV感染によって引き起こされる癌

男性:陰茎がん

女性:子宮頸がん、外陰がん、膣がん

男女共通:中咽頭がん、肛門がん

HPVは性交渉により誰もが感染する可能性のあるごくありふれたウィルスです。

現状、HPVに感染した場合の治療薬はありませんので、ワクチン接種で予防することが有効です。

 

◆男性がワクチンを接種する利点

男性へのHPVワクチン接種は多くの国(アメリカ、イギリス、オーストラリア等)で推奨されています。

男性のワクチン接種の目的は、主にこの2点です。

・男性本人のHPV感染による病気の予防(コンジローマ、陰茎などの癌)

・自分が感染源とならないことで、パートナーのHPV感染症のリスクを抑える

HPVワクチンを接種することは、ご自身とパートナーを守ることに繋がります。

 

 

2.ワクチンの料金と接種回数について

※当院では予約不要で接種可能です。お気軽にご来院ください。

初回費用:33,000円 (税込)  +  診察料

2回目・3回目:各 33,000円 (税込) 

接種スケジュール:全3回接種します

1回目から2か月後に2回目、1回目から6か月後に3回目を接種します

 

 

 

3.よくある質問

HPVワクチン2価・4価・9価の違いは?

HPVワクチンには2価・4価・9価と3種類ありますが、これは予防できる型の数を表しています。

HPVには180種類以上の型があり、感染した型によって発病する可能性のある病気は異なります。

(1)2価ワクチン「サーバリックス」
→16型、18型の予防(2)4価ワクチン「ガーダシル4」
→6型、11型、16型、18型の予防(3)9価ワクチン「ガーダシル9」「シルガード9」
→6型、11型、16型、18型、31型、33型、45型、52型、58型の予防

尖圭コンジローマは、6型と11型のウィルスにより発症しますので、4価と9価のワクチンを接種すれば、予防効果が得られるという事です。

「サーバリックス」と「ガーダシル4」は、6割程度しか予防できない事に対し、「ガーダシル9」「シルガード9」は5種類の型が追加されたことによって、癌の原因の約9割予防できるといわれています。

 

 

ワクチンの接種年齢は?男性は?

HPV9価ワクチンは9歳から45歳、女性だけでなく男性にも推奨されています。

もともとアメリカではHPV9価ワクチンについて9歳から26歳の男女への投与を推奨していましたが、2018年10月にはさらに27歳から45歳の男女への接種も承認されました。45歳まで引き延ばされた理由は、やはりワクチンによるHPV関連癌の発病がこの年齢まで抑えられる可能性が高いことが臨床研究により明らかになってきていることだと思います。

CDCが発表した内容では、アメリカの13歳から19歳の女子の子宮頸がんの発病例が83%も減少し、20歳から24歳でも66%減少したといいます。また、10代-20代の女子の子宮頸がん検診では前癌病変の症例の減少、男女の性器・肛門の尖圭コンジローマもどの年代でも著しく減少していたと報告されています。

 

HPVは他人にうつりますか?

HPVは基本的に性行為(キスやオーラルセックス含め)で感染します。

タオルやお風呂をシェアしたくらいでは感染しませんのでご安心ください。

 

日本のHPVワクチンの状況は?

日本ではこれまで、承認を受けているHPVワクチンは4価のワクチンだけだったので、海外から個人輸入するしかありませんでしたが、2020年7月に9価ワクチンである「シルガード9」が承認(認可)されました。

しかし、シルガード9は9歳以上の女性のみが対象となっているうえに、接種による「多様な症状」への対応として、全例登録が義務付けられておりますので、接種するには「ワクチンQダイアリー」という専用アプリをダウンロードし、予め登録をする必要があります。また、現状ではシルガード9は保険適応とはならず公費補助もないため、各個人の判断で自費接種を受ける必要があり、どの医療機関でも1回あたりの値段は3万円程度となっています。(3回接種する必要があるため、合計10万円程度の費用となります。)

 

シルガード9とガーダシル9
違いは?

HPV9価ワクチンには従来から「ガーダシル9」という輸入ワクチンがあります。

ガーダシル9とシルガード9は、成分的にはまったく同じもので、同じ会社(MSD社)が日本国内用にまったく同じ成分で製造したワクチンがシルガード9となります。ガーダシル9も、1回接種あたりの価格は3万円程度であり、費用はシルガードと同じくらいとなっています。ガーダシル9は国内未承認であるため、副反応(副作用)が出た場合の公的な補償はありませんが、輸入会社による保険制度があります。また、ガーダシル9は国内外で多数の接種実績があり、重篤な副反応が出ることは極めて稀であるとされています。

以上のとおり、日本での接種は費用がかかりますが、HPV9価ワクチンは9割近いカバー率を誇るため、将来の安心を買うのには安いと感じられるかもしれません。パーソナルヘルスクリニックではできるだけ多くの方々に気軽にワクチンを接種していただけるよう、HPV9価ワクチン「ガーダシル9」をご用意させていただいております。

 

他のワクチン(コロナワクチン等)と同時期に接種できますか?

どちらかのワクチンを接種した後2週間の間隔を空ければ、もう一方のワクチンを接種しても大丈夫です(コロナワクチン以外のワクチンも同様)。

これは、万が一ワクチン接種に対する副反応が出た場合にその判断をするためとなりますので、別のワクチンと同時期に接種することが原因で副反応がでたり、ワクチンの効果が減少するといったことはありません。

参考:厚生労働省Q&Aページ

 

 

 

4.最後に

HPVは性行為で感染するウィルスですが、一度感染した際の対応や、感染しないようにするために必要なことなど分からないことが多いですよね。

院長から分かりやすくお話しいたしますので、ぜひ一度相談に来てみてください。

当院は性感染症クリニックですが、ワクチンの接種のみでご来院される方もたくさんいらっしゃいます。

どうぞお気軽にご来院ください。

 

LINEをご登録いただければ、事前相談、来院予約が可能です。

 

 

 

【当院ではA型/B型肝炎ワクチン、HIVの予防内服の相談も受け付けております。】

▶ A型肝炎について詳しくはこちら

▶ B型肝炎について詳しくはこちら

▶ HIV予防薬PrEP (プレップ)について詳しくはこちら

 

この記事を監修した人

塩尻大輔

パーソナルヘルスクリニック院長
塩尻大輔

国立国際医療研究センターのエイズ治療・研究開発センター(ACC)にて、HIV(エイズ)・性感染症の診療や研究活動に従事。HIVやPrEP、HPVをはじめ、性感染症・性病検査に関する科学的根拠に基づいた正しい知識と、患者様の心に寄り添った医療を提供します。

性感染症専門 パーソナルヘルスクリニック
東京都文京区湯島3-39-3-6F
JR山手・京浜東北線:御徒町/上野
東京メトロ銀座線:上野野広小路駅
東京メトロ千代田線:湯島駅
東京メトロ日比谷線:仲御徒町駅
都営大江戸線:上野御徒町駅
Click here for an appointment FIND YOUR DOCTOR