淋菌
淋病とは?
淋病はクラミジア感染症と並んで最も多い病気の一つです。1回の性行為で感染率は30%〜40%と高く、感染経路は膣性交、肛門性交とオーラルセックスです。
淋病の原因
淋菌感染症は淋菌Neisseria gonorrhoeaeの感染による性感染症です。淋菌は弱い菌で、患者の粘膜から離れると数時間で感染性を失いますので、性交や性交類似行為以外によって感染するのはまれであると言われています。
淋病の症状
- 排尿時痛、尿道口から膿が出る
- おりものの量が増えて、臭いや色が気になる
- 感染機会から早い人は2日目くらいから症状が出現し、感染を放置すると重症化します。
- 進行すると男性では精巣上体炎を引き起こし、女性では卵管炎、腹膜炎、妊娠中だと流産や、早産、破水の原因になることがあります。
淋病の検査について
検査方法
- 感染機会から24時間経っていれば検査は可能です。
- 問診を行なった後、その場で膿を採取できれば、顕微鏡にて即日検査いたします。
- 通常はPCR検査を行います。
検査料金(これらは感染機会から直ぐ受けれます)
淋菌(性器) | 4,500円(税込) |
---|---|
淋菌(のど) | 4,500円(税込) |
淋菌(肛門) | 4,500円(税込) |
淋菌(性器+のど) | 8,500円(税込) |
淋菌(性器+のど+肛門) (遺伝子を増幅して調べるため感度が高い検査であり、きちんと調べたい方にオススメです) |
12,500円(税込) |
淋病の治療について
治療方法
抗生剤の点滴、または筋肉注射をします。
治療料金
- 点滴薬の料金は、7,000円(税込)です。
- 治療方針によって、料金は変わる場合があります。
治癒確認検査について
症状に乏しいこともあり、治癒したかどうかの確認には、治療後2週間経ってから改めて検査することをオススメします。実際薬剤耐性菌による治療失敗・治療不十分となることが全体の1割~2割程度は起こりますので、しっかりと確認する事はとても大事だと考えています。