「あれ?パンツが汚れている。それに、陰部にかゆみがある…まさか、ヤバい病気かな?!」
このような症状があると、とても不安になりますね。
一方で、「気のせいかだったかな?」と思いたい心理も、はたらくと思います。
おりものの量が増えたり、臭いが臭かったりと症状があったとしても、日常生活に大きな支障がないと「そのうち良くなるだろう」と。しかしながら、その間にどんどん悪化する性病もあります。
「パパ活しているけど、私は大丈夫。」
「私のP活のパパは、私以外の相手はいないから、大丈夫。」
そういう場合もあるかもしれませんが、お互いにどんな方でも、行為をすれば性病に感染するリスクがあることを知っておいて欲しいです。
まずは、下記のデータを見てください!
▲クラミジア感染症の感染人数(出典:国立国際感染症センター:グラフは当院作成)
クラミジア感染症は、現在の日本では、男女共にもっとも多い性感染症です。
近年の報告では、20代女性のうち20人に1人がクラミジアに感染していて、そのうち症状があるのは5-30%のみ。無症状が多い性病ということです。
そのため、何年も前から性病に感染していたことに気付かず、相手にうつしてしまうこともあります。つまり、
「今はセックス相手が自分しかいない相手でも、実は以前から性病に感染していて、今回自分にうつった。」という場合もあるわけです。
「私以外の相手はいないから、大丈夫。」
といった油断は禁物なのです。
これはクラミジアに限りません。他の性感染症である淋病や、トリコモナス、ヘルペス等にも言えることです。
本番行為はしていないけど、性病に感染?!
性病と聞くと性器の病気だと思われがちですが、喉や肛門に感染する性病もあります。
セックスはしなくても、パパ活等のデートで性病に感染する可能性があるシュチュエーションと性病の種類をご紹介します。
カラオケでディープキス
風邪の症状に似ている性病もあります。
▶咽頭クラミジアの可能性?
▶咽頭淋菌の可能性?
とにかく、原因を明かにするには検査しかありません。「もしかして?」と思えた時が、検査すべきタイミングです。
個室ロウリュ(サウナ)でまったり
オーラルセックス(フェラチオ、クンニリングス等)でも性病に感染する可能性があります。 例えば、
◆ペニスに感染している人に、フェラチオをした場合
→自分の唇や喉、お口の中に感染する場合があります。
◆唇や喉、お口の中に感染している人に、クンニリングスをされた場合
→自分の性器に感染する可能性があります。
上記の感染経路で感染する可能性がある性病は、主に下記です。
▶クラミジアの可能性
▶淋病の可能性
▶ヘルペスの可能性
▶梅毒の可能性
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まずは、この性病を疑おう!
高確率で感染しているクラミジアを含め、感染しやすい性病(性感染症)があります。
なかでも、感染確率の高い4つの性病をご紹介します。
1.クラミジア感染症
先述しましたが、クラミジア感染症は、男女ともに最も多い性感染症です。
男女とも自覚症状がほとんどないため、本人が感染していることを知らずにセックスを続け、感染を拡散させてしまうのです。
おりものの増加
生理以外の出血(不正出血)
下腹部の痛み
性交時の痛み
またクラミジアに感染すると、HIVを含めたほかの性感染症の感染する確率も上がるため早急に治療を開始すべき性感染症です。
とくに女性が感染している場合、クラミジアを放置することで早産や流産しやすくなる、子宮外妊娠や不妊症のリスクも高まるといわれています。
簡単に、郵送検査キットで感染しているかどうか確認できます。
心当たりがある方は、早めに検査をしてみましょう。
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セックス前にHIV予防をする▶HIV予防薬 プレップ(PrEP)
セックス後にHIV予防をする▶HIV予防薬ペップ(PEP)
2.淋病
クラミジア感染症の次に感染者の多い性病は、淋菌感染症です。
特に女性は、自覚症状をほとんど感じない方も多くいらっしゃいます。
【こんな場合は淋菌感染症に感染している可能性があるといえます。】
・自覚症状が少ない女性の淋菌感染症の初期症状
・急におりものが増えてきた
・下腹部がなんとなく痛い
・セックス時に痛み・違和感がある
郵送の性病検査キットで来院不要で自宅で検査できます。当院の郵送検査キットは、家族にバレる心配がありません。
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3.ヘルペス
ヘルペスの症状は、性器や口唇に水泡ができ、場合によっては激しい痛みが生じます。
排尿が困難だったり、歩行が困難だったりと発展するケースもあります。
4.梅毒
梅毒は、症状が出にくく、気付きづらい特徴があります。一部の人で、性器や全身の皮膚にできものができることもありますが、その症状は放っておくと自然に消えてしまうので、治ったと勘違いしてしまうこともあります。感染の機会から3週間、3ヵ月、3年をポイントに変化していきます。
現代において、梅毒が爆発的に再流行していますが、潜伏期間が長くて知らぬ間に人にうつしてしまうことが要因の一つです。
謎の脱毛がある、手や身体に赤い発疹がある、しこりができたなどの症状は、日常のストレスが原因と疑いがちですが、もしかしたら、梅毒かもしれません。
不特定の性行為がある方も、検査を是非受けてください。
早期発見がカギです。
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性病に感染したくないなら、キス、フェラ、クンニも要注意!
パパ活の有無にかかわらず、感染機会(キス等を含む性行為)があれば、感染確率も高くなりますね。
いくら信頼できる相手だとしても、自覚症状なく感染している場合もありますから、定期的な性病検査をすることが自分の身を守ることになります。
当院では、来院不要でも自宅で検査できる
▶郵送検査キット
があります。
安心した日常を送れるよう、是非1~3ヶ月に1回程度の定期的な検査をおすすめします。
また、来院される方のご事情は様々です。当院では、「治療に必要のない情報」をこちらからは聞かないということを徹底しています。
▶性病科に受診!診察室で、どこまで話す?
一方で、「すごく不安だけど誰にも話せない。」という方も多い性病科ですので、お話になりたい方にはできる限り対応しております。
どうぞ、お気軽にご相談ください。
お得な定期検査キット(3回セット)も用意しております。
▶定期検査の費用
東京都文京区湯島
(JR山手・京浜東北線 御徒町)
性感染症専門 パーソナルヘルスクリニック
パーソナルヘルスクリニック院長 塩尻大輔
国立国際医療研究センターのエイズ治療・研究開発センター(ACC)にて、HIV(エイズ)・性感染症の診療や研究活動に従事。HIVやPrEPをはじめ、性感染症・性病検査に関する科学的根拠に基づいた正しい知識と、患者様の心に寄り添った医療を提供します。