不倫相手から「クラミジア検査で陽性になった」と連絡がありました。私も検査がしたいです。夫の目を盗んで通院するのは大変なので、1回の通院で済ませたいのですが、何回も通わないといけませんか?
当院では、治療に不必要なことを質問することはありませんが、このようなご相談をいただくことがあります。
・夫にバレずに検査する方法
・1回の通院で検査を済ませる方法
・検査、治療(必要に応じて)まとめてする方法
加えて、
・クラミジアの検査方法
・クラミジア陽性の場合の治療法
・無症状でも感染させる?
・検査しないと夫にバレる?
・検査しないで放置するとどうなる?
についても気になるところですね。一つ一つご説明していきますね!
夫にバレずに検査する方法
当院では、自費診療のため保険証は不要です。そのため、自宅に受診履歴が届くことはありません。
また、匿名で検査・治療することができます。
1回の通院で検査を済ませる方法
当院の検査結果は、WEBで確認できます。結果確認のために再来院する必要はありません。
▶通常検査
※即日検査より安く検査できます。
《郵送検査なら来院不要でご指定の住所に検査キットをお届け!》外装や差出人では性病専門病院からの郵送物であることがバレないように工夫して郵送しております。また郵便局留め/ヤマト事業所留めも可能です!
1回の通院で検査と治療をすることは可能なの?
即日検査であれば、検査後約30分で結果をお伝えします。陽性の場合、その場でお薬をお渡しすることができます。薬局等に行く必要はありません。
《郵送検査なら来院不要でご指定の住所に検査キットをお届け!》
クラミジアの検査方法
喉の場合:うがい検査
性器の場合:おりもの検査
※当院では陰部の診察は不要です。綿棒のようなもので、膣の入口を”ぬぐい”ます。ご自身でトイレにて採取していただきます。
クラミジア陽性の場合の治療法
お薬は、飲み薬です。
治癒確認検査
クラミジアは、耐性菌といってお薬が効かない菌の場合もあります。この場合、薬を飲んでも完治しません。約1割ぐらいの割合でみられますので、治療が成功したかどうかを確認する検査(▶治癒確認検査)を受けることが大切です。
治癒確認検査で治療失敗が確認された場合は、薬を変えて治療することができます。
なお、当院では治癒確認検査を気軽に受けていただけるように、お得な割引制度があります。また、来院不要の郵送検査もご利用いただけます。
無症状でも感染させてしまうことってあるの?
無症状でも、症状があっても、感染機会があればクラミジアの感染を拡散させてしまう可能性があることには変わりありません。
一番恐ろしいのは、「症状がないから」と、検査せずに放置しておくことです。
特に女性の性器クラミジアは、無症状が多く、体内に菌がいるのに治療にたどり着けないことがあります。
治療せずにそのまま放置すると、症状が進行したり、気付かないうちにパートナーに感染させてしまう危険があります。
女性に比べて、男性に症状が出やすいクラミジア・・・本当に恐ろしいんです。
検査しないと夫にバレる?
奥さんが菌を持ち込んで、夫に感染。夫にクラミジアの症状が出て、発覚。そして夫婦でトラブルになるという事例も珍しくありません。
30〜50%の確率で感染しますから、たとえばクラミジアに感染している人がセックスを数回すれば、相手に感染させてしまうかも、という高確率です。
また、長期間放置すると、不妊などの原因になることもありますので、少しでも疑いがある場合は、検査をおすすめしています。
検査しないで放置するとどうなる?
クラミジアは、放っておくと、どんどん体の奥へと感染症状を広げていきます。
クラミジアに感染した女性が治療しなかった場合、卵管や卵巣、骨盤腹膜などで炎症を起こすことがあります。卵管で炎症が起きると、不妊症や子宮外妊娠の原因になります。そのため、妊婦検診でクラミジア検査をするわけですが、このタイミングでクラミジアの感染が発覚することも珍しくありません。妊婦検診において正常妊婦の3〜5%にクラミジア保有者がいるというデータがありますので、自覚症状のな い感染者はかなりあるものと推測されています。
妊活を検討されている方は、心当たりがなくても、一度クラミジア検査をすることをおすすめします。
▶妊活・妊娠・流産時に推奨したい性病検査
さいごに
性病感染に心あたりのある場合は、できれば旦那さんにバレる前に性病検査をして、陽性であれば少しでも早く治療することが得策です。
当院では、誰にもバレずに受診・治療できますので、ご不安なことがありましたら、お気軽にご相談くださいね。
お得な定期検査キット(3回セット)も用意しております。
東京都文京区湯島
(JR山手・京浜東北線 御徒町)
性感染症専門 パーソナルヘルスクリニック
パーソナルヘルスクリニック院長 塩尻大輔
国立国際医療研究センターのエイズ治療・研究開発センター(ACC)にて、HIV(エイズ)・性感染症の診療や研究活動に従事。HIVやPrEPをはじめ、性感染症・性病検査に関する科学的根拠に基づいた正しい知識と、患者様の心に寄り添った医療を提供します。
参考文献
CDC STD surveillance 2019
日本性感染症学会 性感染症 診断・治療 ガイドライン2020
NIID国立感染症研究所