女子のみなさま、ごきげんよう!
今日は「コロナ婚」がテーマです。
コロナが日本で確認されてから、もう一年半が経過してしまいました。
みなさまの生活や価値観にも多大な影響を与え続けている新型コロナウイルス。
当院では、初めての緊急事態宣言の時は、来院数も減少しましたが、結婚や妊活前に検査にきていただく方は後を絶ちませんでした。
コロナ渦の結婚
社会不安が高まる中、結婚に二の足を踏まれる方が多いのではと思っていた私には意外な現象だったのですが、そうこうしているうちに私の周りにも友人の結婚の報告が相次ぎました。
中には、事実婚だったけど、万が一の時のために籍を入れたという看護師の友人もいました。
内閣府が2020年6月に行った「新型コロナウイルス感染症の影響下における 生活意識・行動の変化に関する調査」では、
「家族の重要性をより意識するようになった」と回答した人が49.9%と半数にのぼりました。
また、結婚への関心は、20代において、「関心が高くなった」、「関心がやや高くなった」を合わせると、37.2%と、およそ3人に一人が結婚に関心を寄せるようになったことがわかりました。
▲新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査(内閣府 2020年6月)
こういった現象は東日本大震災の時も見られ、「震災婚」「絆婚」と話題になったそうです。
私は現在、子育てをしていますので、コロナに関わらず友人関係は希薄になりがちではありましたが、コロナを機に、友人にはますます会ってもらえなくなってしまいました。
特に看護師の友人は、自分がコロナを病院に持ち込めば大事件になってしまいます。
夜勤けに友人と食べ歩きして、何時間もおしゃべりしていたあの頃が懐かしいです・・・。
こういった非常事態に身を置くと、いかに家族という単位が自分にとって特別なものなのか、思い知らされます。
中には、男女問わず、もう派手な交友関係は終わりにして、人生のパートナーを見つけようと心に決めた方のいたのではないでしょうか。
コロナ渦だからこそしておきたい検査
そんな新婚さんや、結婚を控えている、あるいは新しいパートナーが出来た方向けに、当院は性病検査(STD検査)を行っております。
新しく付き合い始めてから、どちらかに症状がでて、誰が誰に病気をうつしたのか探り合う・・・。
せっかく気持ちを新たに始めた関係を、そんなギクシャクした空気で始めたくはないですよね!
とはいえ、何をどう検査したらいいのか、という方もたくさんご相談にいらっしゃいます。
女性にはブライダルチェック、男性にはスクリーニングプレミアムやスクリーニングベーシックをお勧めしております。
検査内容や予算などは、迷われると思いますので、是非診察室で医師または看護師にご相談下さい。
これはよく聞かれる質問なのですが、性病に関しては、感染が発覚してから、誰からうつったのかということは明らかに出来ません。
楽しいお付き合いや、長い夫婦生活を気持ちよく始められるように、一度パートナー様と関係を持つ前に、性病検査を受けましょう。
妊活前にしておきたい検査
妊娠を考えられている方は、風疹抗体検査と、子宮頸癌検診を必ず婦人科で受けていただきたいと思います。
これらは罹患していた場合、胎児や妊娠後の経過に大きな影響を与える可能性があります。
また、風疹抗体ワクチン接種をすることになった場合は、二ヶ月は避妊が必要ですので、早め早めに準備を始めていきたいですね。
さいごに
お読みいただきありがとうございました。
ぜひパートナー様にもシェアして、一緒に考えるきっかけにしていただければと思います!
次回は「パーソナルヘルスクリニックの日常」がテーマです。お楽しみに!
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