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【男性向け】陰部が赤い?かゆい?亀頭包皮炎とは

公開日|2022.11.09 更新日|2022.11.10

亀頭部の赤み、爛れ、かゆみなどでお悩みの方はいませんか?

もしかすると「亀頭包皮炎」という病気かもしれません。

亀頭包皮炎は様々なばい菌が原因で起こる病気で、性行為が原因で感染することもありますが、陰部が不衛生な状態だったり、免疫力が低下したときなどにも発症の可能性は高まり、誰でもなる可能性があります。

 

動画でも解説しています!(画像クリックでYoutubeへ)

 

 

 

 

 

1.亀頭包皮炎の症状は?

 

男性の陰茎・ペニス(亀頭や包皮等)に、次のような症状が出ます。

 

亀頭包皮炎の主な症状

・赤み、ただれ
・かゆみ、痛み
・カリ(冠状溝)や包皮が赤くなる、黄色い膿がでる(細菌が原因の場合に多い)
・カリや包皮が赤くなる、白いカスがたまる(カンジダ菌が原因の場合に多い)

 

 

 

2.亀頭包皮炎の原因は?

 

(1)亀頭包皮炎とは?

亀頭包皮炎は、陰茎の先の亀頭とその周辺の包皮に、カンジダ等のカビ(真菌)やブドウ球菌・腸球菌等の細菌が付着し、繁殖することで発症します。

亀頭包皮炎には真菌(カビ、特にカンジダによるもの)が原因による「真菌性亀頭包皮炎」と、細菌が原因である「細菌性亀頭包皮炎」、その両方が原因となっている場合などがあり、原因は様々です。

一般的には、真菌が根本的な原因であることがほとんどで、その2次感染で細菌も付着している場合が多いです。

 

 

(2)亀頭包皮炎の感染経路は?

原因菌を保有しているパートナーと性行為をした際に感染することもありますが、亀頭包皮炎の原因となる菌は、日常生活に普通に存在しています。

そのため、次のような場合に亀頭包皮炎になりやすいといえます。

・陰部が不衛生

ペニスが不衛生な状態にあると、原因菌が繁殖しやすく、亀頭包皮炎のリスクが高まります。

・包茎(仮性包茎・真性包茎)

包茎の場合、包皮と亀頭の間に密閉された空間ができるために、真菌や雑菌が繁殖しやすくなります。

・性行為(自慰行為含む)

セックス、フェラチオやオナニー(マスターベーション)などで陰部に擦過傷(摩擦でできる傷)ができると、そこから原因菌が入りこみ、発症する可能性があります。

・免疫力の低下

亀頭包皮炎は日常的にありふれた菌が原因であり、免疫力が低下している場合には、それだけで発症の可能性が高まります。

 

 

 

3.亀頭包皮炎の検査方法は?

当院では医師による視診に加え、顕微鏡で即日検査を行います。

亀頭包皮炎の検査

検査方法:患部を綿棒でぬぐい、顕微鏡にて観察し診断します。

検査結果:30分程度で結果をお伝えします。

検査費用4,500円(税込)

 

なお、カンジダ菌による亀頭包皮炎の場合、パートナーがカンジダ性膣炎を起こしているケースがあるため、パートナーの検査・治療が必要になる場合もあります。

 

 

 

4.亀頭包皮炎の治療方法は?

きちんと医療機関で治療を受ければ、亀頭包皮炎は治すことができます。

当院では個別の状況に応じて、抗真菌薬・抗生物質の軟膏(塗り薬)や内服薬で治療します。

通常は軟膏のみで対応可能で、お薬代は4,000円(税込)となります。

※治療方針によって料金は変わることがあります。

 

治療を開始すると1~2週間程度で症状が治ることがほとんどですが、特に真菌性(カビ菌)が原因の場合は再発が多いため、2〜4週間ほど根気よく軟膏を塗布していただき、再発を防ぐことが必要です。

 

 

 

5.亀頭包皮炎のケア・注意点は?

亀頭包皮炎ケアは、亀頭や包皮についているカビや細菌の繁殖を防ぐことが重要なので、以下を心がけましょう

 

 

(1)陰部を清潔に保つ

陰部が不潔だと真菌や細菌が繁殖しやすくなってしまいます。

入浴の際にはきちんと陰部を洗い、包茎の場合は皮もむいて洗うことで、陰部を清潔に保ちましょう。

その際、石鹸で泡立てて優しく洗いましょう。ただしタオルなどでゴシゴシ洗いすぎて傷などがつかないように注意しましょう。

【洗いすぎに注意!】と他のサイトで書かれているかもしれませんが、これは女性の陰部のことであり、男性の亀頭部の場合は洗い過ぎなどとは関係ありません。しっかり綺麗に洗うことが大切です。

入浴後は包皮をむいて亀頭部までよく乾かし、包皮内の蒸れを防ぎましょう。カンジダ菌などの菌は湿気を好むため、常に亀頭部と包皮の通気を意識して過ごしてください。通気性のよい下着を履くのも効果があります。

 

 

(2)自然に治るの?

亀頭包皮炎を放置して、自然と症状が緩和されていくこともありますが、原因となる菌が体内からいなくなったわけではありません。

パートナーに感染させてしまう可能性や、症状が再発する可能性もあるため、亀頭包皮炎が心配な時は、早めに医療機関で相談しましょう。

長期間放置していると、亀頭部・包皮のただれや、リンパ浮腫(包皮が浮腫むこと)などの合併症を引き起こす可能性もあります。

 

 

(3)市販薬の使用について

一部の市販薬は、亀頭包皮炎の治療に一定の効果が期待できます。

しかし、亀頭包皮炎には細菌性のものと真菌性のものがあり、使用する薬が異なります。これらはとても症状が似ているため専門的に検査を受けないと判断が難しく、また、亀頭包皮炎に似た症状がでる病気には、他にも「ヘルペス」や「尖圭コンジローマ」などもあり、ご自身で判断することは非常に困難です。

自己判断で市販薬を使用しても、効果が無かったり、かえって症状を悪化させる原因になりかねないので、医療機関で医師による適切な治療を受けることが大切です。

 

 

 

6.さいごに/お問合せ

亀頭包皮炎はセックスなどの感染の心当たりがなくても、誰でも発症する可能性があります。

心配な場合は、早めに医療機関で相談しましょう。

 

 

メールで相談 ➡問合せフォームへ

電話で相談 ➡03-5817-4415

※オンライン診療では患部の視診が困難なため、亀頭包皮炎が疑われる場合は、来院による受診をお勧めしています。

 

この記事を監修した医師

塩尻大輔

パーソナルヘルスクリニック院長
塩尻大輔

国立国際医療研究センターのエイズ治療・研究開発センター(ACC)にて、HIV(エイズ)・性感染症の診療や研究活動に従事。HIVやPrEPをはじめ、性感染症・性病検査に関する科学的根拠に基づいた正しい知識と、患者様の心に寄り添った医療を提供します。

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