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検査方法のご説明【HIV・梅毒・B型肝炎ホーム検査キット】
HIV・梅毒・B型肝炎の血液検査キット(郵送検査)の血液採取方法をご説明します。
当検査の対象メニュー
■ PrEP
■ PEP
■ 採血セット
■ 各種スクリーニング検査メニューなど
はじめに
現在、検査方法の移行期間です。お手元の検査キットにより検査方法が異なります(※検査の精度には相違ありません)。
キットの内容物をご確認ください。
■ 新版キット
▼【A】新版キット▼
下記の案内を参考に、検査を進めましょう。
A-1.動画で確認
▲〈リニューアル版〉血液検査キットの検査方法【HIV・梅毒・B型肝炎】
A-2.テキストで確認
動画が見られない方はこちらをご確認ください。
キット一式が揃っているか確認します。万が一、不足がある場合はご連絡ください。
※安全針2つのうち、1つは予備です。
【注意】マッサージやお湯での温め等が十分でないと血液が採取できません。かならず実施してください。
中指から血液を採取します。採取する方の腕から指先にかけてウォーミングアップをします。
1 .肩をまわしてください。
痛みのある方は、無理なさらないでください。
2 .手のひらに向かってマッサージしてください。
痛みのある方は、無理なさらないでください。
3 .洗面器等にお湯(40度程度)を用意し、手首から下を温めてください。
約2分間、温めます。
4 .手首を握ってみましょう。
指先がほんのり赤くなってきたらウォーミングアップ完了です!
5.採血容器のふたを回して開栓し、スタンドにセットします。
6.採血容器の壁面の高さのある側を手前に設置します。
7.アルコール綿を開け、中指の先端を消毒します。
8.指先のアルコールが乾燥するまでお待ちください。
9.安全針カバーをとります。オレンジの先端を握り、白部分をくるっと回転させてから、すぽっと抜きます。
10.指先に安全針の先を強くあて、オレンジのボタンを押し針を刺します。
11.指先に向かって指をマッサージし、米粒ほど血液を溜めます。
指先を心臓より下の位置で絞り出すと出しやすいです。
12.指先上で血だまりをつくります。
13.血だまりができたら、指を下向きにして血容器のフチでしごき、血液を入れます。
採血容器壁面に、血が付着してもOKです。
14.上記11~13番を繰り返し、血液を最適10滴入れます。
■ 針を刺したところをアルコール綿で拭きとってみてください。
■ 針を刺したところにアルコール綿をあて、アルコールを乾かしてから、指先に圧をかけて血液を出します。
採取量を確認しましょう。血液は、10滴以上とれましたか?
血液量が不足している場合は、もう一度採血して足せばOKです。
【血液採取済の採血容器】と【安全針】は、返送用ジップロックに入れた上で返送用封筒に入れて、当院まで返送してください。
▼【B】旧版キット▼
下記の案内を参考に、検査を進めてください。
B-1.動画で確認
■ 検査後、検査結果を写真に撮ってLINE等で送付してください。当院にて判定を行います。
■ 検査後、テストストリップと穿刺器具は、ジップロックに入れた上で返送用封筒に入れて返送してください。
■ 3つの検査(HIV、梅毒、B型肝炎)のうち一部の検査の結果が出ない方もいらっしゃいます(梅毒既往歴のある方など)。
▲〈テストストリップ版〉血液検査キットの検査方法【HIV・梅毒・B型肝炎】
B-2.テキストで確認
動画が見られない方はこちらをご確認ください。
B-① 内容物の確認
次のものが入っているか確認します。万一、不足がある場合はご連絡ください。
※穿刺器具の1つは予備です。
B-② テストストリップのシールをはがす
HIV、梅毒、B型肝炎、それぞれのシールをはがします。
B-③ 刺す場所を決めてアルコール綿で消毒
B-④ 穿刺器具のカバーを回転させながらとる
B-⑤ ボタンを押して針を刺す
B-⑥ 指を押して少し血液を出す
B-⑦ 2回ずつ血液をつける
B-⑧ バッファー液を2滴ずつ垂らす
B-⑨ 15分待つ
B-⑩ 判定
画像の〇の部分に線が出なければ陰性です。
陽性の場合は画像の〇の部分に線が出ます。
B-⑪ 検査結果の送付
検査後、検査結果が出たテストストリップを並べ、写真をLINE等で送付してください。
当院にて結果を判定します。
B-⑫ 検査キットの返送
使用済みのテストストリップと穿刺器具は、ジップロックに入れた上で返送用封筒に入れて、当院まで返送してください。