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男性更年期(LOH)かも?疲労感・性欲低下の原因
最近疲れやだるさが取れにくい、眠れない、性欲が湧かないなどありませんか?
当院では男性更年期障害(LOH症候群:Late Onset Hypogonadism)に関する専門的な診察を行っております。
1.男性更年期障害とは?
男性ホルモン(テストステロン)が年齢とともに低下することで、性機能低下や精神神経症状などの症状が現れる疾患です。近年国内でも認知されつつありますが、治療が必要な方が満足な治療を受けることができていない状況です。
当院では、テストステロン認定治療医と、適切なホルモン治療や今後の方針について相談することができます。どうぞ安心してご相談ください。
身体症状:
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筋力の低下を感じる
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疲労感、体力の衰え
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ほてりや発汗
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頭痛、めまい、耳鳴り
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性欲の低下・勃起力の低下など
精神症状:
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やる気や興味の消失
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イライラ
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不安感の増大
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うつや不眠症
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集中力や記憶力の低下など
上記のうち2つ以上当てはまる場合は男性更年期の可能性があります
男性更年期障害は、女性の更年期と異なり、発症時期が決まっておらず、ホルモン低下をきたすと生涯にわたって症状が続くこともあります。
2.診断・治療の流れ
① 診察にてカウンセリング
医師から診察をうけ、男性更年期障害の症状が疑われる方や一度検査を受けてみたいとご希望の方は、精密検査が受けられます。
そのほかAGAのご相談や、ED、性感染症のご相談も可能です。
② 検査
血液検査にて男性ホルモンの値を確認し、その他肝機能や腎機能だけでなく、生活習慣病のチェックも行います。
患者様ご自身が感じられる自覚症状なども考慮して総合的に治療適応を判断いたしますので、ご安心ください。
③ 治療
男性更年期障害に対しては短期男性ホルモン製剤(注射)が一般的ですが、お忙しい方々にとっては、定期的に受診をすることが難しく、受診が長引くことでホルモン投与後の血中ホルモン値に波ができ、副作用も出やすいことが問題視されています。
当院では、長期型の男性ホルモン製剤(一般的にネビドと言われます)の注射、または、飲み薬(目安1日1錠〜2錠)の処方が可能です。
④ 定期検査・AGA・ED・早漏の相談
男性ホルモンの補充療法では、テストステロンの値を定期的にチェックし、それに伴う症状の変化などを定期的に医師と確認を行いながら継続していただくことができます。
また、AGA(男性型脱毛症)の相談や治療、勃起障害にED薬による治療なども一緒に行なっております。
3.費用について(すべて税込)
検査代(初診時)
初回採血セット(ホルモン検査込み)
:10,000円
初回性感染症検査セット(淋菌・クラミジア3箇所同時、HIV、梅毒、B型肝炎)
:10,000円(通常20,000円)
ホルモン検査単品(テストステロン、遊離テストステロン)
:3,000円
PSA検査(前立腺がんのチェック、ご希望の方のみ)
:2,000円
検査代(ホルモン療法開始後)
ホルモン検査単品(テストステロン、遊離テストステロン)
:3,000円
生活習慣病検査(肝機能、腎機能、脂質、糖尿病、尿酸など、ご希望の方のみ)
:5,000円
Dダイマー(血栓症評価、ご希望の方のみ)
:1,500円
治療代(ホルモン療法)
日本産科婦人科学会認定専門医、GI(性別不合)学会認定医
2019年よりトランスジェンダー外来を開始、2023年にはパーソナルヘルスクリニック(東京)と いだてんクリニック(大阪)にてジェンダー外来をスタート。
“あらゆるセクシュアリティに平等な医療を”モットーに診療を行っております。
国立国際医療研究センターのエイズ治療・研究開発センター(ACC)にて、HIV(エイズ)・性感染症の診療や研究活動に従事。HIVやPrEPをはじめ、性感染症・性病検査に関する科学的根拠に基づいた正しい知識と、患者様の心に寄り添った医療を提供します。