JR御徒町駅3分 JR上野駅8分

〒113-0034
東京都文京区湯島3-39-3上野不二ビル6F

tel:03-5817-441503-5817-4415

診療時間
午後 14:30~18:00 - 午後12:00~15:00 -
夜間 18:00~20:30 - 夜間16:30~20:00 -

定休日:水・日・祝日 ◎印:女性医師診療 

※最終受付は、診療終了時間の15分前迄です。

※診察医師は変更になる場合があります。希望がある場合はお問合せ下さい。

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PHCジェンダー外来について

公開日|2023.05.30 更新日|2024.12.19

▶ English

当院はLGBTQ+フレンドリーなクリニックとして取り組んでいますが、この度2023年6月より性別不合(Gender Dysphoria), 性同一性障害(Gender Identity Disorder)の方へ更なるサポートができるようにジェンダー外来を開設いたしました。

トランスジェンダー専門・池袋真 医師(GI(性別不合)学会認定医)が診察を行いますので安心してお越しください。

※診断はできません。ご注意ください。

※診断書、各種検査結果のわかるものをご持参いただけるとスムーズです。

ジェンダー外来の日程

ジェンダー外来の受診は、予約を必須としておりますので、下記日程に公式LINEより予約の上お越しください。

(診察の際に医師より、「次回は予約なしで受診可能」と伝えられた方のみ、予約なしで受診できます。)

 

※キャンセル待ちの患者様もいらっしゃるため、無断キャンセルはお止めください。キャンセルされる場合は必ずLINEでキャンセル処理をするか、当院へご連絡ください。

 

★2回目以降のホルモン治療(セルノスを除く)は、下記日程に限らず接種可能です。ご予約の上お越しください。(専門医師と相談したい場合や、次回は診察が必要と言われた方は、必ず下記ジェンダー外来開設日にご来院ください。)

 

予約は1ヶ月前から公開となります。

※予約があっても、遅れた場合の最終受付は診療終了時間の15分前となります。

 

【12月】

2日(月)14:30~20:00

3日(火)14:30~19:30

5日(木)14:30~20:00

6日(金)14:30~19:30

9日(月)14:30~20:00

10日(火)14:30~19:00

12日(木)14:30~20:00

13日(金)14:30~19:30

14日(土)12:00~15:00,16:30~19:30

16日(月)14:30~20:00

17日(火)14:30~20:00

19日(木)14:30~20:00

20日(金)14:30~19:30

23日(月)14:30~20:00

24日(火)14:30~20:00

26日(木)14:30~20:00

27日(金)14:30~20:00

28日(土)12:00~15:00,16:30~19:30

※2024.12.29~2025.1.3は年末年始のおやすみとなります。ご注意下さい。

【1月】

4.(土)12:00~15:00,16:30~19:30

6.(月)14:30~20:00

7.(火)14:30~19:30

9.(木)14:30~20:00

10.(金)14:30~20:00

11.(土)12:00~15:00,16:30~19:30

14.(火)14:30~20:00

16.(木)14:30~20:00

17.(金)14:30~19:30

18.(土)12:00~15:00,16:30~19:30

20.(月)14:30~20:00

21.(火)14:30~19:00

23.(木)14:30~20:00

24.(金)14:30~20:00

25.(土)12:00~15:00,16:30~19:30

27.(月)14:30~20:00

28.(火)14:30~19:30

30.(木)14:30~20:00

31.(金)14:30~20:00

 

 

 

 

 

 

1.トランスジェンダーとは?

トランスジェンダーとは、出生時にわりあてられた 「性」と、各個人が自認する「性」が異なる状態にある人々のことです。

 

GID(性同一性障害)との違い

性同一性障害は、身体的性と性自認が一致しておらず、違和感を持っている状態であることを示す医学的な用語(診断名)です。英語のGender Identity Disorderの頭文字を取って、GIDと表すこともあります。

以前は精神疾患の1つとして捉えられていましたが、近年では『性の多様性』として理解されています。

アメリカ精神医学会では “障害”という言葉を外し、性別不合・違和(GD: Gender Dysphoria)という名称に改められており、今後は『性別違和』という名称が使用されていくと考えられます。

 

「トランスジェンダー」と「性同一性障害」はよく混同されがちな言葉ですが、性同一性障害の方々は、性の一致を願い、手術や治療によってそれらを一致させることを望む状態にありますが、「トランスジェンダー」の中には身体的治療を望まない方もいるため、トランスジェンダーはより広義の概念であり、その中に性同一性障害が包括されると考えられています。

 

 

 

2.診療内容

 

◆  カウンセリング

性別違和をお持ちの方にはまずお話を伺い、どういった事ができるか、何から始められるかをアドバイスいたします。

性別不合(性同一性障害)の相談や、ホルモン治療、可能な手術のお話をします(手術ご希望の場合は紹介をいたします)。

性別変更をご希望の方にも、アドバイスや性別適合手術(SRS)の準備をアシストいたします。性別変更の手続きは裁判所にて行われます。

 

 

 

◆  ジェンダー外来の治療

治療にはホルモン治療とジェンダー関連の手術があります。

 

当院では、十分な検討のあとに“身体的治療に進んだ方が良い”と医師と一緒に判断した場合には、次のステップである“ホルモン補充療法”に移行することが可能です。

“乳房切除術”や“性別適合手術”といった身体的治療をご希望された場合は可能な限りクリニックの選定を一緒に行い、紹介させていただきます。

また“性別適合手術”を経た方は、家庭裁判所に“戸籍上の性別を改める申請”を行うことが出来るようにもなります。

 

 

<ホルモン補充療法>

当院ではFTM(Female to Male)女性の身体を男性に、MTF(Male to Female)男性の身体を女性に近づけるホルモン投与が可能です。ホルモン投与をすることでご自身が望む身体へと近づきますが、元の健康な身体から変化する可能性がありますので、 個人の判断でホルモン投与を行うことは危険です。必ずご相談ください。

 

【男性ホルモン】

FTMホルモン療法

注射:短期持続型男性ホルモン(エナルモンデポー125mg、250mg)、長期持続型男性ホルモン(ネビドジェネリック)

ジェル(グローミン)

 

主な作用:

声の低音化、多毛、陰核肥大、陰茎肥大、性欲亢進、男子性腺機能不全、類宦官症

 

主な副作用:

過敏症状、肝機能値異常、色素沈着、骨髄線維症、再生不良性貧血、腎性貧血

・女性ホルモン

MTF ホルモン療法

注射(プロギノンデポーなど)、貼薬(エストラーナテープ)、ジェル(ル・エストロジェル、ディビゲル)、内服薬

 

主な作用

機能性子宮出血、卵巣欠落症状、稀発月経、過少月経、過多月経、月経困難症、月経周期異常、月経量異常、子宮発育不全症、多発月経

 

主な副作用

過敏症状、精神障害再発、高カルシウム血症、ナトリウム貯留、体液貯留、消退出血、不正出血、経血量変化、乳房痛、乳房緊満感、頭痛

 

 

 

<ホルモン補充療法に必要な採血とホルモン測定について>

🔸採血セット

血算、肝機能、腎機能、電解質、尿酸、CK、TG LDL HDL、血糖、HbA1c

 

🔸FTM(トランス男性)

卵巣摘出前:エストロゲン、テストステロン

卵巣摘出後:(エストロゲン)、テストステロン

 

🔸MTF(トランス女性)

精巣摘出前:エストロゲン、テストステロン

精巣摘出後:エストロゲン、(テストステロン)

※トランス女性は

年に一回プロラクチン

 

 

 

3.費用について

FTM  自費注射料

短期持続型男性ホルモン(テストビロン100mg)

2,500円(税込)

短期持続型男性ホルモン(テストビロン250mg)

3,500円(税込)

 

長期持続型男性ホルモン(ネビド<NEBIDO>ジェネリック)

:Cernos injection   16,500円(税込)

※初回は原則として検査(テストステロン1500円+一般採血3000円=4,500円)が必要です。その後は必要に応じて検査を受ける必要があります。

※ネビドジェネリックには内服薬もございます。セルノスカプセル(Cernos Capsule) ▶詳しくはこちら

 

FTM  自費ジェル

グローミン: 4,100円(税込)

 

MTF  自費注射料

短期持続型女性ホルモン(プロギノンデポー10mg)

2,500円(税込)

短期持続型女性ホルモン(プロギノンデポー20mg)

3,500円(税込)

 

MTF  自費ジェル

ルエストロジェル 1本:4,300円(税込)

ルエストロジェル 2本:6,200円(税込)

ルエストロジェル 3本:8,100円(税込)

 

自費検査

ホルモン療法採血セット:3,000円(税込)

テストステロン:1,500円(税込)

遊離テストステロン:1,500円(税込)

エストロゲン:1,500円(税込)

テストステロン+エストロゲン:2,000円(税込)

Dダイマー:1,500円(税込)

 

診察料

自費初診料:2,500円(税込)

自費再診療:1,000円(税込)

オンライン初診料:2,500円(税込)

オンライン再診療:1,000円(税込)

 

その他

抗男性ホルモン製剤(抗アンドロゲン剤)スピロノラクトン

スピロノラクトン50mg  30錠:3,000円(税込)

スピロノラクトン100mg  30錠:6,000円(税込)

スピロノラクトン150mg  30錠:9,000円(税込)

スピロノラクトン200mg  30錠:12,000円(税込)

 

※取り扱い薬剤、費用は予告なく変わることがあります。

 

 

 

4.予約方法について

ジェンダー外来は完全予約制となります。初回は必ず「医師の診察」をジェンダー外来開設日に予約ください。

必ず、①オンラインまたは②電話/メールでご予約の上、ご来院ください。

【①オンライン予約の仕方】

(1)LINEをご登録ください。

 

※ご不明点や不安な点があれば、チャットで事前にご相談ください。

 

(2)LINEメニューから「来院予約」を選択

rich_menu

 

(3)必要事項を記入後、希望するメニューを選択

初診で予約

初診で予約

 

(4)ご希望の日時を選択

 

(5)事前問診に記入いただくとご案内がスムーズです。

※記入を進めていくと「本日はどうされましたか」という質問が表示されるので、「ジェンダー外来」を選択ください。

 

 

【②電話/メール予約の仕方】

(1)お電話/メールにて、次の内容をお伝えください

・お名前(匿名可)

・ジェンダー外来予約希望

・希望日時

・ご相談内容(任意)

電話はこちら:03-5817-4415

メールはこちら:info@ph-clinic.org

 

(2)事前問診に記入いただくとご案内がスムーズです。

※記入を進めていくと「本日はどうされましたか」という質問が表示されるので、「ジェンダー外来」を選択ください。

 

 

5.その他(お知らせ等)

FTMの方のAGA治療について

動画で解説しています。当院の紹介もございますので、ぜひご覧ください。