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性感染症患者は近年増加中!?
なんで令和元年のこの時代に性感染症?
こんにちは、PHC(パーソナルヘルス)性感染症対策室です。
ブログを通して、皆さんからの様々な質問にお答えします。
さてさて、本日の質問は
“なんで令和元年のこの時代に性感染症?”
確かに、学校で性教育が教えられ、衛生観念も高い日本で、なんで性感染症専門クリニック?と思われるかもしれません。
実は、 近年日本では性感染症が急激に増えており、 例えば、性感染症の一つである「梅毒」に関しては2010年以降、報告数が増加傾向にあるのをご存知でしょうか。そして、この数はまだまだ増え続けているのです。 特に若い女性を中心に、大都市での感染者が増加しています。梅毒だけではなく、HIV、淋病、クラミジア、性器ヘルペスなども問題になっているのです。
(厚生労働省作成リーフレット)
梅毒は1400年代からある病気なのですが、まだ根絶されることなく、近年においてはむしろ増加傾向にあるのは驚きではないでしょうか。 長期的に罹患していると、症状、病気が悪化する可能性もあります。
感染症は他人事ではないのです。症状がある方はもちろん、症状がなくても気付かずに感染している方もいます。
まずは気軽に相談、検査をしてみてください。
国立国際医療研究センターのエイズ治療・研究開発センター(ACC)にて、HIV(エイズ)・性感染症の診療や研究活動に従事。HIVやPrEPをはじめ、性感染症・性病検査に関する科学的根拠に基づいた正しい知識と、患者様の心に寄り添った医療を提供します。
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