活動実績
ケニアのエイズ孤児を支える現地サッカーチーム(FC Zenshin)を応援しています
当院院長(塩尻大輔)は日本生まれですが、9歳の頃、両親が東アフリカのケニアで貧困に苦しむ人々を支援するNPO活動を本格化するため、家族でケニアに移住し、ケニアで育ちました。その後、ケニアで医師免許を取得し、現在は日本でも医師免許を取得の上、日本で感染症医師として活動しています。
一方で、院長のお母様(塩尻美智子さま)は、今もHIVで両親を失った子供たちのためにケニアで孤児院を運営しています。
当院も、性感染症クリニックとして、HIV(エイズ)に苦しむ人々を支援する活動を行っています。
アフリカ/ケニアでは、今も多くの人々がHIV(エイズ)に苦しんでいます
日本を含む多くの先進国ではHIVの感染者数は減少傾向にありますが、アフリカなどの途上国ではまだまだ多くの感染者が発生しています。
2018年のHIV陽性者は約3790万人で、うちアフリカのHIV陽性者は約2560万人と、約7割を占めています。
当院院長が育った国「ケニア」でも多くの方々がHIVに苦しんでいます。ケニアの平均寿命は45歳で、国民の約9%がHIVに感染していると言われています。
そんな中で、HIVに感染し生まれ、両親を早くに亡くす子供たちも少なくありません。
HIV孤児の子供たちに夢を
ケニアでエイズ孤児院を運営するNPOアフリカ児童教育基金の会(ACEF)が、サッカー大好きな少年たちを集めて作ったチームが「FC Zenshin」です。
当院及び当院院長は、HIV孤児の子供たちが夢を追いかけられるように、FC Zenshinの活動を応援しています。
FC Zenshinは、現在、ケニアの5部リーグで活躍しています。このリーグは、県内リーグよりも一つ上、近接5県の間で行うもので、かなりハイレベルなリーグです。
Zenshin(ゼンシン)は、日本語の「前進」からとったチーム名です。夢をかなえるために前に突き進む、という思いからつけられています。
今も子供たちがレギュラー獲得のために毎日一生懸命練習に励んでいます。
【⇩子供たちの練習風景】
コロナ禍でリーグ中断…都市封鎖…外出禁止…
ケニアでもCovid19の感染が拡大しており、危険区域の都市封鎖や夜間外出禁止時間の変更などが発表されました。
その中には「スポーツ活動の禁止」という項目もあり、ケニアサッカー協会はすべてのリーグ戦を無期延期、スポーツクラブも活動自粛を強いられ、普段の練習もままならない状況になりました。
FC Zenshinも、リーグ再開の目途が立つまで遠方から来ている選手を一旦帰省させるなど、対応に追われています。
皆さんも、FC Zenshinを応援しませんか?
コロナ禍という厳しい状況の中で、選手たちは必死に努力し、夢を追い続けています。
子供たちがチームの仲間と一緒に活動することで、仲間意識や思いやり、競争心や自立心など、今後の長い人生において役立つものを得てほしいと思っております。
また、チームの目標は、全国リーグまで這い上がることです。
それだけではなく、子供たちの中から一人でもケニア代表チームに選ばれる選手や、日本やヨーロッパなどで活躍する選手が生まれれば、多くの子供たちの希望になってくれるでしょう。
【FC Zenshin】